ウィズコロナでのフラスタを考える

【文・みっしー】
お久しぶりです。なんか知らんけど会長をやることになりました。よろしくお願いします。

なんだか真面目な題名になってしまいましたが、タイトルの通りです。
シャニマス2ndライブに際して、このようなお花を八巻アンナさんの所属事務所宛に送らせていただきました。
そのために色々動いたな〜ってことを、備忘録のように記しておきたいなと思い書かせていただきます。
全人類 ウマ娘 プリティダービー というコンテンツの話をしているため、今時アイマスの記事かよと言われるかもしれませんが、全ての声優ライブコンテンツに応用が効く気がするので。2020年度以降にフラスタ企画を立てたことがない、でも興味があると言う方は読んでみてください。本記事を読んだ上で納得できないことがある方は質問箱ではなくDMにて直接お問い合わせください。

はじめに

フラスタ文化を終わらせないために


かつてのアイドルマスターでのライブ会場には、フラワースタンド(フラスタ)がつきものでした。企業からのものはどうか分かりませんが、ファンからのものは、フラスタを取り扱うお花屋さんが会場にフラスタを預け、またそれをライブ終了後に回収して下さるというのが基本。私の中で印象深いのは、特にシンデレラ7thの名古屋公演。規模が大きかった分、フラスタの大行列。それらを見るための大人数による列が、ナゴヤドームの駐車場にできていたのを覚えています。

そう、勘の良い皆さんならお分かりかもしれませんが、フラスタが「密」を生み出してしまうと言えてしまうのです。そのためか、2021年に入ってからのアイマス有観客ライブにおいては、会場でのフラスタ預かりは中止となっています。これはバンダイナムコによる公式サイトのQ&Aに明記されております。

もちろん一部コンテンツのライブではフラスタが会場に並べられている光景がちらほら見られるようになってきましたが、正式発表されている中で一番遠いアイマスライブ、5/29,30に開催予定のシャニ3rd福岡でも会場でのフラスタ等の展示はなされないようです。某O身会長も感染症の収束は来年以降
の見通しと言われていましたのでこの状況はしばらく続きそうですね。

ただ、この情勢でもなんとかして応援の気持ちを伝えたいと思い、また昨年中止となったフラスタ企画を形を変えつつも成功させたいという思いがあり、今回この企画を立ち上げさせていただきました。

本編

時系列でまとめました。

Step.0 所属事務所への確認

大前提として、フラスタはお祝いの気持ちを伝えるためのものです。お相手のご迷惑になってはいけません。
ファンレターや贈り物を送りたいという
多くの声優さんの場合は所属事務所がその窓口になっています。それを生かして、これまでも事務所にお花をお送りするというケースはちらほら見られました。

ということで今回は、八巻さんの所属事務所のコンタクトフォームを通して、メールにて問い合わせをさせて頂きました。大きいサイズのフラワースタンドはスペースの関係で受け取れないということ、またこのようなケースにおいてはその都度の連絡をする等、条件付きでの許可を受けました。

Step.1 お花屋さんを見つける

自分が生け花の専門家でもない限りは、基本的にお花屋さんに任せる方針が吉です。何事もプロに任せるのが1番です。
こちらが慣れてない場合は特にそうですが、お花屋さんのホームページを見て、しっかりとした制作実績のあるお花屋さんを探すと良いかもしれません。

今回私は、1年前にライブが中止になった際にお願いしようとしていた、千葉県のとあるお花屋さんに、改めてメールをさせて頂きました。結果としてフラワーアレンジメントとなり、フラスタという形ではなくなったが引き受けてくださるか、というようなことを言いましたが快くやっていただきました。その後、予算やメッセージカードの締切など、不明点を尋ねるなどして、詳細をだんだん詰めていきました。
デザインを自分でこだわりたい場合は見積もりの際に同時に提出しておくといいかもしれません。

Step.2 人を集める

基本的には当然ですが金額をかければかけるほどいいものが送れます。そこでカンパという手段を使うことが多いです。
志を同じくする者が集まり、大きなことが出来るというメリットもありますから、人を多く集めるに越したことはないです。ただ風呂敷を広げすぎるのも今回のようなケースだと難しいと思いますので、定員を予め決めるのも良いかもしれません。
また絵を描いてくれる人が欲しいなーと思ってた場合は最初から、こちらから声をかけておくべきですね。
まぁそもそも人の当てが付いてない場合は企画をしない方がいいと言う話もありますが、楽屋花あるいは花束サイズであればそれほど予算がかからないので大丈夫だと思います。

今回の場合は同じ大学のご縁ということで、サークル内discordとLINEで参加者を募りました。その後、LINEグループを作成し進捗報告をしていました。

まぁネット上で出資者を集めたいな〜と思う人はTwipla お花 とかでググッてみるといいと思います。コロナ禍以前の実例がめちゃくちゃでてきます。それ用にTwitterのアカウントを作り、連絡や後述の経過報告などはそこから行う、としている人も多いようです。

Step.3 メールのやり取り等を行う

これ以降のお話はおそらくお花屋さんごとに違うと思うので参考程度に聞き流してください。

Step.1の続きです。お花のタイプ、イメージなどをお花屋さんと相談しながら決めていきます。今回は、ユニットカラーの紫色、個人カラーの深緑、シャイニーカラーズの水色、みたいな色だけのディレクションだけさせて頂きました。我ながら適当すぎますね。本当に助かりました。
メッセージボードは、過去のフラスタを参照すれば間違いないです。(祝ご出演〜などの文面)1週間前ほどに人数、参加者の名義が確定したので、これもまたメール上のやり取りにてお伝えしました。
誤字のないようにしましょう。

Step.4 完成&送付

そんなこんながあり、お花が完成しました。
その際に、確認用として写真を頂きました。もちろんこの写真は、たとえ会場に飾られる場合でも、全員が会場に行けるとは限らないので、企画参加者の間で共有すべきだと思います。
またその写真をSNSにアップして良いかも確認しておくと良いでしょう。

宅急便もまた全てお花屋さんにお任せしました。事務所さんの都合もありますので、住所の間違いがないことはもちろんのこと、差出人の名義、さらに時間指定も忘れずに確認して、お花屋さんに伝えておきましょう。

Step.5 報告(途中経過、事後)

基本的に企画者がずっとメールを打ってるので、誰も進捗が分かりません。途中経過をTwitterあるいはLINEグループから行いましょう。

また金銭トラブルを避けるためにきちんと収支報告を行いましょう。足りなかった分はどれくらい出したのか、お花を作った上で余ったお金はどう還元したのか、などです。


以上で企画大成功…だと思います。抜けがあったらすみません。




おわりに

謝辞(?)

この1ヶ月ぐらいの動きをまとめさせていただきました。長文で乱文ですがここまで読んでいただきありがとうございます。
最初の方にも書きましたが、もちろん贈り物がかえって迷惑になってはいけません。しかし情勢で直接会う機会が少なくなっている、またコールもおろか、笑顔をお返しすることも難しい今、祝意、感謝を伝える一つの形式としてお花をお送りする、ということは良い事なのでは無いでしょうか。


最後にはなりますが、このような状況でもライブを開催してくださる関係者の皆様、そして出演者の皆様には感謝してもし尽くせません。改めてお礼を申し上げます。またこの企画に協力してくださった会員の皆さん、ありがとうございました。

同志社アイマス研究会ホームページ

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