Nocturneが映す2つの愛の姿

おは法子ちゃん!

初めまして、京極(きょうごく)です。


時の流れというのは早いもので、季節も夏に移ろうとしつつありますが、今年2月に行われた“THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Glowing Rock!”公演、皆様まだ記憶に新しいのではないでしょうか。

さて、本稿はその公演でも披露された『Nocturne』という楽曲についてお話させていただきます。

会員紹介①にもある通り、私はこの曲が非常にお気に入りなんです。

その理由はなんといっても曲調によって美しいほどに姿を変える、というところにあります。

今回は私なりに思うところを綴ってみようと思います、ぜひお付き合いください。

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Nocturne

バッチバチの熱い曲、ここではオリジナルと呼ぶことにします。

ロックかつ疾走感のあるクールな印象ですね。

私はこの曲に、迸る情熱的な愛の姿を感じています。

歌詞を一部抜粋してご紹介しましょう。


溢れ出る この願いは どこまでもリズム 強く刻み

光の距離さえ越えてゆく 離れていても ずっと


自分では抑えきれないほど強くなる恋情を、相手にたとえどんなに遠く離れていようとも伝えたいという、クールな曲調のなかにとどまることを知らない熱い愛が窺えます。

この楽曲を歌うアイドルたちの豊かな歌唱からも、歌詞のとめどない情念を表現するのに大きな役割を果たしているといえるでしょう。


Nocturne ~For SS3A rearrange Mix~

こちらは、SS3A公演で披露されたアレンジ版です。

聞き比べていただければ、オリジナルとの印象の変化にお気づきになられるはずです。ほんとにガラッと変わりましたよね。

バラード調の旋律に、三船美優と藤原肇の繊細かつ透き通るような歌声が合わさり、オリジナルとは大きく雰囲気を変えた美しさを感じられる名アレンジに仕上がっています。

私はSS3A版には、密やかに募る愛の姿を見ています。


溢れ出る この願いは どこまでもリズム 強く刻み

光の距離さえ越えてゆく 離れていても ずっと

先述した歌詞と同じ箇所ですが、少し違う見え方になるのではないでしょうか。

その曲調と歌声からオリジナルと比べて、思慕の念、秘めたる想いという側面を強く感じさせるのがこのSS3Aアレンジ版です。


もう隠しきれなくなった想いを抱えていつまでもどこまでも相手を想い続ける。


穏やかな歌唱が、優しく、そして強い愛を伝えています。


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いかがでしたでしょうか。

同じ歌詞でありながら、『Nocturne』という楽曲は、曲調そして歌声で驚くほどに違う姿を私たちに見せてくれます。これこそ、この楽曲の奥深いところです。

熱く滾る愛忍び慕う愛、どちらも美しい愛の形です。

その2つの愛の姿を、『Nocturne』は見事に映し出しているのです。










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